おじさんKOPのリバプール応援ブログ

リバプールを応援して20有余年のおじさんがリバプールに関する記事を書きたいと一念発起して書くリバプールのブログです。

トレント・アレクサンダー・アーノルドはレアル・マドリード戦の敗戦が自分とチームを強くしたと語る

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T・A・アーノルド  liverpoolfc.comより


こんにちは、おじさんKOPです。

liverpoolfc.comのトレント・アレクサンダー・アーノルドの記事に触れてみたいと思います。

 トレント・アレクサンダー・アーノルドによると、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリード戦での敗戦が自分とチームを強くしたとliverpoolfc.comで語っています。

思えばあの試合、前半早い時間帯でエースのモハメド・サラーがレアル・マドリードキャプテン、セルヒオ・ラモスの柔道技ともいえる間接技で肩を痛め早々に負傷交代となったものであります。

それまでの時間帯は一進一退の攻防が続いており、双方に得点チャンスがあったと思います。

しかし、モハメド・サラーの負傷退場で状況は一変したと思います。その後上手く試合をコントロールしようと皆が試みていましたが、早々のエースの交代は少なからず動揺を招いていたように感じました。中盤でのクロースモドリッチのパスワークにプレスもはがされるようになり、完全にレアルペースになってしまったなと感じたものです。

その後は皆さんもご存知のとおり、カリウスベンゼマへのパス?や無回転とはいえ、チャンピオンズリーグ決勝でベイルの正面のシュートを後ろに弾いてゴールなど最後の最後までエースの負傷交代を挽回することはできませんでした。

ベイルのオーバーヘッドなど普通なら決まらないシュートが決まってしまうと、流れを引き戻すのは本当に難しいです。

そういったことも含めてトレント・アレクサンダー・アーノルドは「レアルは3ゴール目を決めたあとは僕たちをもてあそんでいるかのようだった」「僕たちはボールを奪うことができず、チャンスも作れていなかった」「彼らのボール回しは僕たちをあざわらうかのようなものだった」とコメントしています。

「だから奇妙だった。決勝の後は思ったほど悪い気分じゃなかったんだ。チャンピオンズリーグ決勝で負けるのは最悪だって想像するかもしれない。でもそうじゃなかった」と語っています。

普通に考えればありえないミスで失点しての敗戦のためしばらく引きずってしまうのでないかとその時は本当に危惧していたため、それほど落ち込んでいなかったと聞いて実際ピッチでプレーしている選手の感じ方はテレビの向こうで見ている我々とは感じ方が違うんだなぁと驚きもしました。

アーノルドはその敗戦の経験を次のシーズンでチャンピオンズリーグ優勝、プレミアリーグにおいては史上最強の2位という結果で活かしてみせました。

これはアーノルドだけでなく、チーム全員がショッキングな敗戦からすばらしいほどバウンズバックしてみせたものです。

アーノルドは「これは多くのチームができないことですが、僕たちは失望から良くなることができるチームであるということを示すことができた」と語っています。

最後にアーノルドは次週の大一番マンチェスター・ユナイテッド戦についても次のように語っています。「伝統的にも歴史的にもユナイテッドとも試合はいつも大舞台です。これは今シーズンの最大のゲームの1つであり、両方のチーム是が非でも勝ちたい、相手を倒したいと願う試合なので大きなチャレンジになるでしょう」

トレント・アレクサンダー・アーノルドはまだまだ21歳の若手です。しかしリバプールにはなくてはならない選手の一人となっています。左サイドバックのロバートソンとともにリバプールの両翼の主力をいつまでも担っていってほしいと思います。ゆくゆくは中盤にコンバートされる可能性もあり、リバプールの偉大なるレジェンドであるスティーブン・ジェラードの魂を受け継ぐのはこの男以外にいないと思いますので、アカデミーから上がってくる若い選手の希望の星としてこれからも成長していってほしいと思います。

 

今回も読んでいただきありがとうございます。

もっともっとたくさんの方にリバプールのことを知ってもらえるようこれからも頑張って書いていきたいと思います。

ではまた、次回!