こんにちは、おじさんKOPです。
マンチェスター・シティがチェルシーに敗れたことで、リバプールは1990年以来となるトップリーグのタイトルを手にしました。
この1年でチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、そしてプレミアリーグを制覇しましたね。
そんな中、リーグ優勝直後に行われたLFC.comのインタビューで今回の偉業がどのようなものなのか、プレミアリーグの栄光に導いた後に感じた計り知れないほど感じた誇りついてヘンダーソンが語っていましたので取り上げてみたいと思います。
リヴァプールがプレミアリーグチャンピオンです。今の気持ちを教えて。
信じられないし、正直に言うと言葉にしがたいよ。
でも、最後のホイッスルが鳴った後は、率直に信じられないような気持ちになったね。
優勝の瞬間を選手、スタッフの全員で迎えられたのは特によかった。
最終的に目標を達成できてほっとすると同時に、素晴らしい気持ちになったよ。
スタンフォード・ブリッジで開催されている試合を見ている時、どのようなかんじだった?
僕たちはかなりリラックスしていて、試合を楽しもうとしていたんだけど、ゴール前でちょっと動きがあっただけでも少し緊張してしまった。
特に後半は試合が大きく動いたのもあって、観ていて楽しい試合だった。
最終的には結果に満足しているし、終わったらすぐに祝い始められたらいいね。
優勝に向けて取り組んできて、その瞬間を全員で楽しめたことはどれほどのことなの?
この瞬間に一緒にいれたことは、間違いなく大切なことだったと思う。
一緒に試合を観戦するかはもともと決めていなかったんだ。
でもシティが勝ち点を取りこぼして僕らの優勝が決まるようなことがあったとしても、一緒にいることが正しいと感じた。
今夜はありがたいことに、みんなで一緒にお祝いすることができたんだ。
シーズン中に「これは鍵となる瞬間だ」と感じた試合やポイントなどはあった?
次の試合が重要で、それだけに集中しているというセリフは飽きられているだろう。
でもそれは、これまでも今でも、そしてこれからも事実なんだ。
焦点はそこにある。
狭い範囲のことではあるけど、1試合1試合に集中する。
それが昨シーズン成功できた理由だし、毎試合で安定したプレーができている理由でもあるんだ。
最終目標だけを見据えているのではなく、試合の90分間、そして対戦相手のことを考えてプレーしているからこそうまくいっているのだと思う。
これは、僕や他の選手のカメラの前での口先のことではなく、本当のことなんだ。
4試合、5試合、10試合、15試合先のことは考えたくなかった。
そんな先の試合に変化を加えることはできない。
変えられるのは次の試合だけなんだ。
そして、これまでも言ったように、僕たちはシーズンを通してよくやってきたと感じているし、今からシーズンが終わるまでも継続していくことが次の挑戦になるね。
1月にアンフィールドで行われたマンチェスター・ユナイテッドとの試合で、ファンが「我々はリーグ優勝するんだ」と歌い始めたときはどんな感じだったの?
シーズンのある段階で重要な結果を出した時やパフォーマンスを披露できた感じた試合は何度もあったけど、勝利や好パフォーマンスに浮かれることはなかった。
文字通り「課題をクリアできた。次の試合に向けて気を引き締めて、あるポイントに到達できるまで継続しよう」という感じだ。
サッカーでは何が起こるかわからないし、未来に何が起こるかを予測することもできない。
その瞬間を生きて、目の前の試合、次の試合のために生きて、90分間に集中するしかない。
試合後に毎回、外からの野次が聞こえてきたり、何かを話したがっている人たちがいたりすると、大変ときもあるかもしれない。
でも、そのようなことに悩まされなかったのが今シーズンの我々の強みだ。
それはここ数年の経験からくるものだと思うし、その経験をうまく活かせているよ。
2014年は数ポイント差で、去年はわずか1ポイント差で惜しくも優勝を逃しました。個人的にこれはどういう意味を持ちましたか?
大きな意味があるよ!
確かに、去年もあと一歩だったし、2014年も惜しかった。
その両方でシティに負けてしまった。
だから、個人的に今回は本当に特別なことだと思っているし、チームメイトやファン、クラブ全体にとっても嬉しいことだね。
みんなプレミアリーグのタイトルをずっと長いこと待ち望んでいた。
僕はこのクラブの一員、このグループの一選手であることをとても誇りに思う。
選手は皆、優勝にふさわしいし、毎日のトレーニングで一生懸命に頑張ってきたことも知っている。
ここ数シーズン、僕らがやってきたことは、チャンピオンズリーグ、スーパーカップ、クラブワールドカップ、そして今回のプレミアリーグを制覇するに値するものだと感じている。
今はそれを継続しながらも、ハングリー精神を持ち続け、前進し続けることだ。
このフットボール・クラブに所属する選手全員もそうしたいのは間違いないね。
昨シーズンはあれほど接戦でしたが、今シーズンはどのようにして順位を落とすことなく、さらに上を目指すことができたのでしょうか?
昨季の接戦をモチベーションに変えたんだ。
さらには前進し、目標を達成し、仕事を完遂するためのさらなるエネルギーにしたんだ。
昨シーズンはとても良いプレーをしていたが、運が少しなかった。
シティは素晴らしかったし、最後の最後で僕らを上回った。
最終日まで僕らは正しい方向に進んでいたし、欲しいと思えるものも優勝しかなかった。
数週間後にチャンピオンズリーグを制覇したことが助けになったのは明らかだけど、その後、再スタートを切って、今シーズンは信じられないような結果を出している。
今のところは、改善を重ね、ここに至るまでにやってきたことを継続する。
そしてさらに改善を繰り返し、学び続ける。
そうすれば近い将来にはもっと多くのトロフィーが手に入ると確信しているよ。
最後に、プレミアリーグのトロフィーを掲げることの意味は何ですか?リヴァプールのキャプテンが掲げるのは30年ぶりのことですが…
プレミアリーグを制覇したときの気持ちは、チャンピオンズリーグのときと同じように言葉では言い表せないよ。
これまでにない気持ちだし、とても誇りに思っているよ。
このクラブに来た瞬間から、このクラブの一員であることをとても光栄に思っていたし、この監督、選手たち、ファンと一緒に旅路を行くのは特別なことだ。
でも、僕らは優勝を楽しんで、祝い、また数日後には次の試合、つまりシティとの試合に集中して、シーズンを最高の形で締めくくりたい。
どの試合にも勝ちたいし、最多勝ち点記録を更新してフィニッシュしたい。
自分たちが持っているすべてを出し切って、来シーズンに向けてさらに上を目指したいと思っている。
ハングリーさを持ち続けることについてはこれまでの数年で証明してきたようにこれからもできるだろう。
トロフィーを獲得したときも、トロフィーを獲得できなかったときも、僕らは正しい方法で付き合ってきたから、また正しい方法で結果に向き合えると思うよ。
ジェラードからキャプテンマークを引き継いだとき、確かにヘンドが適任と思いましたが、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
今やリバプールをイングランドを世界を代表するキャプテンへと成長したヘンド。
このキャプテンとともにさらに成功を掴んでいきたいと思います。
人一倍苦労と辛酸を舐めてきたヘンド。
それを知っているリバプールファンだからこそ無条件でヘンドを支えるんだと思います。
さらにヘンドがトロフィーを掲げる姿を見たいですね。
今回もご覧頂きありがとうございました。
ではまた、次回!
出典元/LFC.com